佐波雑記帳

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地獄少女 宵伽(4期) 第3話

先週の予告見た時点でかなりヤバそうな話だと思ってましたが、

予想してた以上に突き抜けてましたね…

1話と2話が比較的軽い話だったので過去の地獄少女を見たことない人は

結構衝撃的だったのではないかと思います。

 

 

長田亜希良について

過酷な境遇におかれていたせいで

最後には殺人を厭わないサイコパスにまで成長してしまった3話の主人公。

もともとはかなりの常識人なのでしょうが、

家族のせいで歪んでしまって藁人形の糸を解いたことで覚醒してしまったようです。

 

地獄に落ちるなら世の中のゴミを掃除するという信念のもとで

これからも三上と一緒に殺人を続けていくことになるのでしょうが

「いつか誰かが」というタイトルからすれば、

そう遠くない将来には地獄に流されそうな気がします。

 

しかしながらあんなまだ幼さの残る中学生が

「死体さえ見つからなければ殺人の罪に問われないそうですよ!」と

笑顔で殺人の準備をするのは結構きついものがありました…

 

ちなみに自分が地獄に落ちるのが嫌だから他人を利用して家族を地獄に流す

ということについては、ゲスさというか本性の表れともとれますが、

人間らしさの表れともとれるので、これをもって元からクズだった

とは言えない気がしました。

 

 

三上敏夫について

亜希良と同じく藁人形の紐を解いたことをきっかけに

殺人を厭わないサイコパスになってしまった3話のいじめられっ子。

 

「地獄に落ちることがわかっている人生なら、この先どんなやつに出会っても

怖くないと思わないか。」という地獄流しの前のセリフの意味が

その時はわかりませんでしたが、ラストを見て納得しました。

このセリフからすれば紐を解く時点ですでに壊れていたのかもしれません。

 

ただ、なんとなくですが、亜希良の方がサイコパスレベルが上な気がするので

三上はどこかで良心の呵責に耐えきれない日が来る気がしました。

 

三上がいじめっ子を殺すのは理解できますが、

亜希良はそもそもいじめっ子とは関係ないので

あえて殺す必要までないはずなのに三上に喜々として加担してるのは

やはり亜希良の方がサイコパスだからなのでは?と思いました。

 

 

妹について

とりあえずもう可哀想としか言いようがない…

従兄弟に暴行されたどうかについて直接的な描写を避けていたのは、

視聴者の解釈に任せるということでしょう。

しかし従兄弟の人格破綻っぷりと精神異常の度合いからすればどう見ても…

と思わざるを得ません。

異常な家族と親族の一番の犠牲者でした。

 

 

従兄弟について

地獄少女シリーズでも屈指の人格破綻者かつ精神異常者。

家に帰るよう諭されているだけなのに

瞳孔を見開き涙と鼻水とよだれを流しながら亜希良の父を蹴り続け、

謝罪を要求する姿は恐怖を通り越してもはやギャグの領域。

地獄流しがこれほどまでに妥当だと思ったキャラはいません。

 

しかし亜希良を縛るためにポケットから縄跳びを出したのは笑いました。

縄跳びを常備する男子高校生って…

もし人を縛るためではなく、本当に縄跳びをするためにポケットに

入れていたとすればちょっとだけ許せる気がしました。

 

 

姉について

クズ従兄弟を家の中に引き込んだ戦犯。

亜希良と妹に対して直接的に何かをしているわけではないものの

トラブルメーカーとしていかんなくその性能を発揮してます。

多分地獄流しにしなかったら、祖母に代わって次々と問題を起こしていったはず。

 

 

父と母について

他の登場人物がクズすぎて相対的にまともに見えます。

重要な問題から逃避するものの、あくまで問題が起こらない限りは

それなりに父や母としての役割をこなしているのでしょう。

 

かなりいい家に住んでいるし、夕食もステーキと結構豪華なことから

父は家にきちんと給料を入れているのだろうし、

母も夕食や朝食をきちんと用意して食べさせているし、

従兄弟にも父母両方でまともな説得をしていたことからも

比較的まともだと推測できます。

 

ただ、他の人と比較してまともというだけで

どうしようもない両親であることは間違いないです。

 

 

祖母について

家庭内の問題源。亜希良の母に躊躇なくフォークを刺したのはかなりビビりました。

嫁姑戦争のかなりひどいバージョンだと思うのですが、

普通は人の手の甲にフォークなんか刺さないよね…

この人がいなければあの家はまだ上手く回っていたのだと思います。

 

亜希良の母によって地獄流しにされたあとは、

しばらくはまだまともな家庭環境だったのではないでしょうか。

 

 

終わりに

今回の話の題材は機能不全家族なのかな?と思いました。

異常な家庭の犠牲になった子供ということを

テーマとして表現したかったのかもしれません。

 

ただ、ダークな話ではあったのですが、

過激な要素を詰め込めばいいというわけでもないと思います。

 

家族が誰も救われていないという点で2期の7話と同じですが、

個人的には2期の7話のほうが

見終わったあとに精神ダメージがあったと思います。

この辺は好みなのでどちらが勝っているというものではないですけどね。