SideM雑記帳

主にSideMに関する情報やライブの感想などを綴ってます

SideM 第12話 「どんな理由も、どんな夢も、、、」感想

プロローグ

ソロ活動のせいでレッスンに遅れが出ているため、

残って練習する輝とそれに付き合う翼。

一段落したところでPが差し入れを持ってきてくれます。

薫の様子を気にするために顔を出したという意味もあるようです。

 

仕事があるから帰ったとのことですが、仕事の予定はないはず。

これはPを無視して勝手に仕事を入れた可能性が高いですね…

 

 

 

薫とPの電話

薫に電話をかけて状況を把握するP

やはり勝手に自分で仕事を取ってきていたようです。

Pは困るということを伝えるものの、これ以上は話すことがないということで

薫は一方的に電話を切ってしまいます。

かなり関係がぎくしゃくしていますね…

この状況で仕事を続けていくって精神的に相当しんどいと思うのですが、

薫としては別に問題ないって認識だったんですかね。

 

 

 

車の中で

現場に向かう車の中で薫の状況を輝と翼に伝えるP

事務所を通さずに仕事をしていることがルール違反とは思っているものの、

現状は事を荒立てないようにしたようです。

 

今回一回だけならともかく、今のPと薫の関係性だったら

薫は今後も同じことするだろうけどなぁ。

輝は険しい顔をして何か考えていますね。

 

 

 

楽屋で

やはりかなり怒っているのか楽屋で薫に詰め寄る輝。

解雇されても仕方ないことをしたんだぞと、

相当問題のある行動であることを伝えますが、それも承知の上との薫の返答。

 

翼も薫の体のことを心配したからPは仕事を断ったと気づかせようとしますし、

Pも今回薫が勝手に受けた仕事もかなりの負担になると伝えますが、

薫は君は黙っていろと一蹴します。

 

Pへの無礼な態度に流石にブチ切れた輝が薫に掴みかかりますが、

「君たちには関係ない。仕事もレッスンもこれまで通り完璧にやり遂げる」と

いつものスタンスを崩さない薫に対して歯がゆそうな顔をして輝は諦めます。

 

最初の頃と違ってそれなりに築き上げた関係がある中で、

君たちには関係ないと言い切ることで

輝も翼もPも傷つくと思わなかったのかな。

薫の方としても今更後には引けず追い詰められてたのかもしれません。

 

 

 

ライブの練習

ドラスタとPのゴタゴタを知らない他の面々は、

薫がドラマに出ることに興味津々なようです。

 

旬と夏来は顔を見合わせて心配そうな表情をしています。

薫の仕事量を考えてかなりムリをしているのではと思っているようですね。

 

そんな中、薫が遅れてやってきます。

ギリギリすぎないか?と聞く輝ですが、時間には間に合っていると返す薫。

二人やり取りを見て様子がおかしいことに他のメンバーも気づいたよう。

 

ライブの練習も今まで以上にハードになり、

練習終了後には全員バテバテになるほどですが、

撮影が残っていると一人薫は帰ります。

絶対に過労で倒れるフラグでしょ、これ…

 

 

 

ドラマのワンシーン

研修医のセリフですが、今の薫の気持ちを代弁しているみたいですね…

そしてPと薫がギクシャクしていることは事務所のみんな感じ初めてる様子。

 

 

 

決裂

それが影響しているのかダンスが全然合っていないと先生から厳しく指摘されます。

 

振りは合っているけどタイミングがずれているとのJupiterの分析。

もう一回練習をしようとしますが、薫が息を切らして辛そうな顔をしています。

そんな薫を気遣って水を差し出すピエール。

疲れが残っているみたいだよと心配するみのりさん。

薫はもう一回練習をと申し出ますが、

次郎さんからはもう帰ったほうがいい、類からはムリはno goodだよ、

硲さんからは疲労が蓄積しているときに無理をしても効果は期待できない。

今は休息を…と言いかけたところで、

「まだ完璧ではない」と薫は声を荒げ怒鳴ります。

 

それを踏まえて硲さんは冷静に「すまない。訂正しよう。

冷静に自分を見つめ直す時間をとり、

修正点を洗い出し対処したほうが効果的だと思う。」と発言。

これってつまり頭を冷やせって言ってるようなものですよね。

回りくどい言い方ですが、薫は発言の意図に気づいているんでしょう。

ピエールから何も言わず水を受け取り(奪い?)、一人帰っていきます。

 

多分未成年組はここまで緊迫した雰囲気なんてめったに経験ないから、

精神的にはかなりしんどかったんじゃないかな。

 

 

 

事務所での輝と翼とP

かなり真剣なトーンで話す三人。

薫の体力も精神も限界に近いことを本気で心配しています。

翼に至ってはライブの練習を減らしてでも休ませたほうがいいのではと。

薫のことが心配すぎてもうどうしたら良いか分からないと言った感じですね。

 

 

 

 

翼の帰り道

一人暗い顔をしながら帰る翼ですが、帰ったはずの薫がいつもの広場で

一人ダンスのレッスンをしているのを発見します。

 

 

 

事務所に残った輝とP

どうしてそこまで金が必要なのかを尋ねる輝ですが、

自分が話すことではないと口ごもるP

まぁプライベートすぎるので本人の了承なしに話せないですよね。

 

そこへ真剣な顔で輝にちょっといいっすかと話をしにくる冬馬。

 

 

 

輝と冬馬

心配かけてごめんなと言う輝ですが、

薫のことだけじゃなく、他のメンバーにも影響が出てると

現状のまずさを冷静に伝える冬馬。

なんとなくですが、一人の人間としてではなく、プロのアイドルとして

薫やドラスタに対してちょっと怒っているような感じもします。

 

本当は止めるべきだとわかっているが、

薫は薫の信念に基づいて実際全力で頑張っているから

フォローしてやりたい、同じ315プロの仲間だからと

輝は自分の気持ちを冬馬に伝えます。

 

迷惑かけてごめんなと輝は謝りますが、今更何言ってるんっすかと言う冬馬。

隠れて立ち聞きをしていた他のメンバーも出てきて

気になっていた(心配していた)、輝と気持ちは同じだと

何ができるかわからないけど薫をフォローしたいとそれぞれの想いを打ち明けます。

 

翼も息を切らして事務所まで走ってきて、

薫を信じて応援すると決めたと、他のメンバーと同じ気持ちを伝えます。

 

本当はそれぞれ何か思うところはあるのかもしれません。

それでも薫を助けたいと思えたのは、この状況を乗り越えてまで

「一緒に同じ夢を目指したい仲間」という気持ちの方が

強かったからではないでしょうか。

こんなにみんなから大事に思われていることに薫るには早く気がついて欲しい…

 

 

 

ドラマ撮影終了

薫が受けたドラマの撮影が終わったようです。

そんな薫を迎えに行く輝ですが、何の用だと敵意を剥き出しにする薫。

よく見ると目の下にクマができて疲れている?

 

薫とは対象的に輝は柔らかい表情と声をしています。

フォローすると決めたからか随分優しい気がします。

「ちゃんと食べてるか?飯作ってやろうか」と薫を気遣いますが、

何かの当てつけだと思ったのか「言いたいことがあるならはっきり…」と

言いかけたところで倒れてしまいます。

やはり過労で倒れてしまったか…

 

 

話は変わりますが、輝って薫のことかなり好きだよなと12話通して思いました。

いい意味で楽天的で、細かいことはあまり気にしない性格

というのもあるのかもしれませんが、

薫の輝に対する態度って相当きついと思うところがあるので、

そんな中で積極的に話しかけたり、気にかけたり、プラスの方向に

関与していこうとする輝の行動って、好意がないと無理だと思うんですよね。

恋愛とかそういう好意ではなくて、人間としての好意っていうんでしょうか。

輝の中では薫は琴線に触れる何かがあるのかもしれません。

 

 

 

 

薫の過去の回想

姉の病室で歌を歌う幼い薫。それを優しい眼差しで見つめる薫の姉。

穏やかな時間が流れていますが、次に姉の病室に訪れたときにはもう

 

場面は変わって大人になり医者となった薫。

教授と言い合いをしています。

病気の研究をするには特別な設備が必要でお金がかかると教授から言われ、

意気消沈してベンチに腰掛けています。

そこに車椅子に乗った女の子とその兄(か弟)が

歌を歌いながら薫のそばを通ります。

自分と姉を重ねてみていたのでしょう。

自分には薫が泣きそうになっているように見えました。

 

 

 

病室で

病室のベッドの上で目を覚ます薫。賢が様子を見てくれていたようです。

ドラスタの仕事があるからと起き上がろうとしますが、賢が制止します。

まぁやっぱり見張り役がいないと、這ってでも仕事に行こうとしますよね…

 

安静にして眠ろうとしますが、やはり輝と翼の仕事ぶりが気になるのか、

二人が出演しているテレビを見始めます。

 

生放送番組に出演ということで、輝と翼は眼鏡をかけて登場します。

これって明らかに薫がいない穴埋めとして眼鏡をかけたってことですよね…

薫も含めて3人だからこそドラスタなんだっていう気持ちを

輝と翼なりに薫に届けたかったんだろうなぁ。

 

 

 

病院の屋上で

病院の屋上でぼんやりしている薫の元へ現れる輝と翼。

仕事に穴をあけた責任を取り処罰は受けると二人に伝える薫。

完璧にこなしてみせると言いながら実行できなかったのだから、

非難されるに決まっていると険しい表情をしています。

 

そんな輝が薫に下したのは「もっと俺たちを頼れ!」というペナルティ。

「なんだそれは…君たちに頼ることなど何もない」と驚きうつむきます。

自分は必要ないものとして切り捨てられると思っていたのか、

輝の下したペナルティは意外だったのでしょう。

 

翼も運命共同体として薫の夢も背負わせてほしいと伝えます。

薫から運命共同体と言われ励まされ救ってもらった翼としては、

今度は自分が運命共同体として薫を救いたいと思っているではないでしょうか。

 

 

金のためという理由であれ、アイドルとして誰かを笑顔にするなら一緒だ、

みんないろんな人生があって、色んな理由があってここに立っているけど、

同じ夢を目指す仲間であることには変わらないと力強く言い切る輝。

綺麗事じゃない部分も受け入れて理解を示せるのは、

やはり大人でドラスタの最年長って思いました。

 

自分の気持ちを伝えてさっさと帰ってしまう輝と翼ですが、

一緒に慰め合うよりも、自分たちの気持ちやスタンスを知って

あとは薫が判断するのが一番だとわかっているからの行動でしょう。

薫をよく理解して信頼しているんだなと改めてドラスタが好きになりました。

 

 

 

薫のスカウト(回想)

ベンチに座りながらきらきら星を歌っているところに、

Pが素敵な歌だとアイドルになりませんかと薫をスカウトします。

 

P「あなたの歌はきっと誰かを幸せにします。あなたの夢はなんですか?」

その瞬間に思い浮かぶ笑顔の姉。

幼い自分が歌っていた歌で姉を笑顔に幸せに出来ていたんだと感じたのでしょう。

 

確かに薫の目的はお金を稼いで、病気の研究費用として当てることです。

しかしそれだけじゃなくて、自分の歌で姉を笑顔にしていたように、

他の人も歌で笑顔にしたいという気持ちもあるはずです。

 

 

 

退院・そして事務所へ

輝と翼には受け入れてもらえたが、他のメンバーがどう思っているか分からない

というのもあってか、流石に事務所に入るのを躊躇しているようです。

薫が戸を開ける前に輝が思いきり戸を開けたせいで顔を打つ薫ですが、

普通に入っていくよりも入り易くなったと思うので、輝GJですね。

ここでも非難されると思っていたのか、

四季「薫っちだ!」

隼人「本当だ!」

みのりさん「おかえり」と

快く迎えてくれる315プロのみんなに戸惑っている様子です。

 

そして次郎さんは「それだけ元気ならもう大丈夫そうね」と、

類は「ミスター桜庭、coffeeいる?」と、

硲さんは「外は寒かっただろう」と、

ピエールは「座って座って!」と薫の体を気遣い、

冬馬と北斗は「今合同ライブの話をしてたんすよ」、

「桜庭さんの意見も是非聞きたいです」と薫は仲間だと示し、

四季が「MCやらないすか?めがねーずで!」と言ったのを受け

硲さんが「ということは私もか」と続いてちょっとおちゃらけた雰囲気を出すことで

場を和ませて薫のバツの悪く感じている気持ちを消そうとしていて、

薫を大事な仲間として受け入れてくれてるんだなとじーんとしました。

 

そんな中「みんなすまなかった」と謝罪する薫。

もう気持ちは十分わかっているからと顔を上げてと言う北斗と次郎さん。

これからは遅れを取り戻す分怒涛のレッスンが待っているからと

タイムスケジュールを組むためにみんなでミーティングルームへ移動します。

 

その際にピエールに謝罪の意味も込めて「水、ありがとう」と伝える薫。

以前のレッスンのときに気遣ってくれたピエールにちゃんとお礼をいえないまま

だったのがずっと気になっていたんでしょうね。

ピエールと薫の組み合わせがアニメですごい好きになりました。

 

 

 

Pと薫

僕は未熟だ。勝手に仕事受けてすまなかったとPに謝る薫。

仕事を勝手に受けて無理をしたことは怒っているが、これからは一緒に

歩んでいけたら嬉しいと答えるP

二人の信頼関係は今までとは比べ物にはならないほど強固になったようで、

ドラスタPとしても嬉しい。

 

 

 

ドラスタの3人

Pと二人で話をしていてなかなか来ない薫をからかう輝と翼。

「君たちには関係ない」と言いながらもどこか嬉しそうに微笑む薫。

本当に「関係ない」と言っているわけではなくて、

からかいに対する軽口を叩いた的な意味合いでの台詞になっていて、

しかも薫が嬉しそうに微笑んだというこのシーンを見て、

あ、ここからがドラスタが本当にドラスタの3人のチームになったんだと、

ここからが本当のスタートだったのかなと泣きました。

 

結局アニメでは輝も翼も薫が大金を稼ぎたい理由は知らないままです。

でも理由を知らなくても信じられるのであれば、理解し合えるのであれば

本当の理由なんて知らなくて良いことなのかもしれません。

 

 

 

EDARRIVE TO STAR

ドラスタというユニットのことを歌った歌という解釈でしょうか。

聞くたびに12話を思い出して泣きそうになる予感…

でもとりあえず早くフルを聞きたいですね。

 

 

 

次回予告

予想通りファーストライブで最終回ですね。

どんなライブになるのかめちゃくちゃ楽しみです。

不意打ちの新曲があったら嬉しいなと思いつつも、

最近新曲ラッシュなのでこれ以上新曲来たら嬉しくて死んでしまうw

とにかく全力で見届けたいと思います。